スタジオ演習

今回作った曲はABA'の小さな構成で、授業の指定もあって時間は2分弱と短め。Aはピアノのみ、Bはオーケストラ打ち込みのみ、A'は両者合奏。
個人的なコンセプトとしてはあからさまに「Solid Work」を意識した硬質な曲だったのだけど、先生はまずBの部分に注目して「フランス音楽っぽいね」と仰った。フランス音楽…どこかで聞いた言葉だと思ったら、浜渦さんがチョコボのサントラのライナーノートで書いてた言葉だ。「今回はフランス音楽の影響が見られます」みたいな。言われて見れば今回の曲、確かにチョコボのそれと通じるところがある。次に言われたのは「ミニマル」。そういえばこの曲は同じリフを繰り返し繰り返して弾く曲で、思えば「Solid Work」のイントロもこれに近い。自分の音楽についての、未だ気付かざる特徴を言い当てられたような、何とも不思議な気分だった。
オケの部分が「玄人っぽい」と言ってもらえて嬉しかったけど、「リズムとはそもそも何かということを考えてみると良いかも」と哲学的なことを最後に添えられたのが気にかかる…。