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New Album "missing" 2018/10/28 release


1/16 Keita Kawabata LIVE 終了報告

1/16下北沢mona recordsライブ(+ツイキャスプレミア配信)、無事終了いたしました。ご来場いただいた皆さま、オンライン視聴くださった皆さま、ありがとうございました。

セットリスト

OP. Awakening II(抜粋)
1. In Reality*
2. Move II

MC(BGM: 未公開楽曲)

3. 192 II

4. 白の城塞
5. Invincible
6. 夢から覚めて*
7. Across the Bridge
ED. 真白なる朝(抜粋)

(*初演)

 

 

 

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以下、各曲について触れておきます。

 

OP. Awakening II(抜粋)

浮遊感のあるイントロを狙って選曲。しかしAcross the Bridgeではなく、In Realityにシフトします。

1. In Reality

プラグドでグランドピアノのような重厚なアンビエンスが出せないならば、割り切ってこういう手法を投じることも必要だと最近思っております。これをオリジナルに限らず、アレンジ演奏などでも取り入れていけると面白いですね。

2. Move II

たくさん弾いてそうでまだ二回目。バックサウンドに合わせて弾くのがかなり難しい曲なので時間をかけて練習をしました。ピアノ成分の濃い曲なのでピアノ一本でも映えますが、ビートを伴うとやはり持ち味が生きます。

MC(BGM: 未公開楽曲)

3. 192 II

最近は192や192 IIIを弾くことが多かったので、IIは結構久しぶりだったかと思います。ベースラインがシリーズ中でも激しく動き回る曲なので、ブランクを経て気軽に取り組もうとしたら結構面食らいました。感覚が戻ってくれば、弾いていて楽しい楽曲です。

バックサウンドは基本的に原曲と同じですが、たくさんあるシンセの一部を削ぎ落とす等のマイナーチェンジを加えました。

4. 白の城塞
ピアノ配信でも比較的人気のある曲。2016年のライブ(elementscapes)のときはバック映像は一枚絵でしたが、今回はシングルのスチール写真のオフショットなども掘り起こし、世界観を拡充しました。
5. Invincible

この2曲が続くと最終ダンジョン・最終戦闘感が出ますね。Invincibleも最近はIIを演奏する機会が多かったので、初代は久しぶりの登場でした。

これまでの演奏との違いは、弦のメロディーを単になぞったピアノではなく、伴奏に徹するパートを作るなど原曲にはないサウンドを注入したところ。この曲を書いてから既に10年が経とうとしていることには驚きを隠せませんが、一方でまだまだ広がる余地のあることを再認しました。

6. 夢から覚めて

2020年末に曲の選定をするなかで、どうしてこの曲を選んだのだったか。あまり明確な憶えはないのですが。一方で、個人的にも思い入れのある曲なので、これまで取り上げられなかったのが不思議という言い方もできます。

元々生演奏する前提で書いた曲ではないので、バラード風の曲調とは裏腹にかなり神経を遣いました。とはいえ後半の音の切迫していくところの盛り上げ等は、うまくライブ感を伴うことができたかと思います。

これで終わらせるのは惜しいので、また機を見て取り上げたいですね。

7. Across the Bridge

私のライブはシリアスな大曲で終わることが多いので、希望溢れるAcross the Bridgeで終わるのは珍しいと言えます。30分間のプログラムを通じて聴き手に何を届けたいかを考えるとき、今回は少し明るいベクトルを持ちたかったのです。2020という大変な年を経て、自分自身曲調にポジティブが欲しかったのかもしれません。

以前トリオで演奏したときはピアノの音をバックサウンドに加えすぎて生演奏ピアノが在って無いかのようなバランスになってしまったので、今回はピアノがちゃんと居るということを強く意識して演奏しました。連打の多い大変な伴奏なのですが、かなり多くの練習をした甲斐もあり素晴らしいヴァイオリンとうまく共存できて良かったです。

ED. 真白なる朝(抜粋)

シングル「SOLID BLAST」に収録した、極限まで音を排した静謐なピアノソロ。標題曲の方にも、早く初演の機会を与えたいですね。

今回のライブは複雑な背景を経ての実施でしたのでプログラムもかなり多様な出自となりましたが、今後に向けていろいろな可能性を見ることのできる内容になりました。まだ演奏できていない古い曲の発掘、何度も演奏してきた楽曲の表現手法の変化、プラグドならではの演奏手法。

目下は映像音楽制作と春のM3音源制作に注力することになりますが、今回選外となった曲を取り上げるためにも、また次のライブを見据えていきたいですね。