自分の曲を見直す

鑑賞会（後記）まで時間があったので、エキスポセンターの前の池のほとりに座りながらずっと音楽を聴く。何故かこのときに限って自分の曲を聴きたくなって、高校時代のものから最近のまでひたすら聴きまくった。音源の違い、スタイルの違い、ミックス技術の違い、込められているメッセージの違い…とにかくいろいろなものを感じた。公平に聴いて自分がいいと思えるのはどの曲か、今作りたいのはどういう曲なのかをひたすら考えた。東京に居るときに見えなかったことがいろいろ見えてくる不思議。結果的に作りたい（作るべき）と感じた曲は、ピアノを中心とした生楽器系統の音（シンセを取り入れてもいいと思う）で作る「ソリッドな」ナンバー。最近ではスタジオ演習で作った曲（ソリッドなピアノとオケの曲）がまさにそれ。見直してみた結果が漠然と考えていたことと同等だったことになる。
気が付いたら日がすっかり暮れていて、辺りは街灯の光だけになっていた。イヤホンを外すと雷が鳴っていたので驚いた。雨は降っていなかったけど。