liberty 2
    New Album "COMFORT 2" 2023/4/30 release


歌詞は詩であってほしい

suck_a_sageさんの記事へのレスポンスです。
もしかして自分は詩的な歌詞が好きなのかもしれないと思いました。詩自体はそんなに好きでもないんですが、歌詞カードだけを見ても感動させられたり、表現の巧さに舌を巻いたり…といった曲はやはりポイントがぐっと上がります。
自分の中で詩的表現に優れた人といえばやはりASKAがずば抜けているので(かの松井五郎氏も「手強い相手」と評した)いくつか探してみましたが、曲数が膨大な上ちょっと気を抜くと音楽面での良さや感情の吐露の巧さ、人生観の確固さに目が行ってしまいがちで…純粋に詩的表現だけに絞って考えるのが大変でした。まだまだたくさんあるはずですが疲れたので(笑)とりあえず今日はこれだけ。

  • NO PAIN NO GAIN(1995)

いつも最後まで上手く使えなかった 消しゴムや鉛筆や僕の気持ち

喩えの意味が分かったとき目から鱗が落ちました。

  • 青春の鼓動(1996)

マーマレードの空がジャムに変わる頃 高架線の駅で待ち合わせした

いかにも青春っぽい表現。色のコントラストが綺麗。


外国映画の日本人みたい 国籍不明で居場所がない

曲名=恋敵、引用部分=恋人を取られた主人公。とんでもない想像力と表現力。
漢字とひらがなの数が合ってるのも綺麗。

  • no doubt(1999)

僕らは愛の色を 伸ばしながら通り抜け
絵の具が切れたとこに
たたずんでいた 空と海を分ける線のように

アルバム『NO DOUBT』のブックレットは水平線の写真でしたね。
シングル『群れ』に出てくる「手編みの橋を渡る途中だ」という歌詞にも合った写真でした。

  • パパラッチはどっち(2007)

いつもかける朝のミュージック 君が壁を叩く
足音や笑い声も 聞き覚えて
空が覗いたファインダー ふたつの窓で知らずに
掛けた同じ色のカーテン

同じ位置の鏡 ふたり 気づかないで見てる
感じても出逢うことのない くりかえし
夏の終わりとともに イニシャルプレートは外され
消えた君と部屋のカーテン

これは松井五郎氏との共作で、映画のようなストーリーを意識した曲。
一番で掛けたカーテンが二番で消えるのが好き。

  • 地球生まれの宇宙人(2007)

優しい人と居ると優しくなる 君が意地悪になるワケだ

歌い出しの一行。初めて聴いたときこれだけの言葉ですぐに情景が浮かんだのを覚えています。

Code Name 1 Brother Sun

Code Name 1 Brother Sun

CODE NAME2.SISTER MOON

CODE NAME2.SISTER MOON

NO DOUBT

NO DOUBT

DOUBLE

DOUBLE