2/3ライブ終了
下北沢mona recordsでの打楽器コラボライブ(VUTTER meets PERCUSSION III)無事終了いたしました!ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
セットリスト
所感
山脈さんとのコラボも三回目。今回はドラムスを中心にお届けしました。まだまだ荒削りですが回数を重ねた曲が増えたこともあり、少しずつユニットの形も地を固めてきた感があります。いろいろな手応えを掴んだのでアルバム制作が落ち着いた頃にまたやりたいですね。
各曲について
Float Emotion(with drums)
昨年7月の浅草ライブでの初演が高速すぎたので、その反省を踏まえて落ち着いたテンポでの演奏に。M3-2012秋でのアレンジも通して愛着が深まっていたせいか、演奏するにしても大分安定度が増してきました。フュージョン感が楽しい一曲です。M3-2013春新譜収録予定。
Chamber Rock(with drums)
元々ピアノソロですが山脈さんの発案によりドラムスとのコラボが実現。ピアノソロと書いたものの弦楽器やドラムスを合わせた「室内楽ロック」のイメージから付けたタイトルということもあり、違和感なく調和していたと思います。ライブで成長するタイプの曲かもしれないなと感じました。アルバム『VEIL』収録。
Veil(TSS solo)
ピアノ無し、打ち込みのみのVeilはTSSソロとのコラボ。高速で八分を刻む原曲のイメージに沿って山脈さんに叩いてもらいましたが、思いつきで発案した割には結構はまった気がします。ピアノ・インストの流れの中にこういった幻想的な曲を一つ入れると変化が付くというか、その辺りの良さを感じていただけた方が多かったようで嬉しかったですね。アルバム『VEIL』収録。
感傷と夜想(piano solo)
ピアノソロのバラード。ライブでの定番である「からの花瓶」とはひと味違い「聴かせる」要素がより強い分、ピンと張り詰めたような緊張感があります。弾くたびに好きになっている曲です。M3-2013春新譜収録予定。
【新曲】翳(かげ)る正午のメトロポリス(with drums)
ややダークな曲調のミディアム・ナンバー。休日の昼に西新宿を歩いていたときに降りて来た曲で、曇り空の下の高層ビルにどうしてか鬱屈したような、くすぶるような激情を感じてしまったようです。アレンジもその着想に従って破壊的なイメージを取り入れました。最後はドラムスがツーバスを交えてどんどんカオスになっていくので、昼下がりの下北沢とのギャップが凄かったですね。
曲名は当初英語で付けていたんですが細かい言い回しが良く分からずエイヤッと日本語に戻してしまいました。自分で書けない漢字をポンと使ってしまう辺りが青臭い感じですがたまにはそういうのも良いかなと(笑)。アルバムではもっと音を分厚くして独特の世界観を強調するつもりです。M3-2013春新譜収録予定。
192(with drums)
お馴染みのナンバーですがドラムスとの合奏は初。山脈さんは途中明るくなる部分を抜けた後の決めに心血を注いでいました。アルバム『MOVE』収録。