liberty 2
    New Album "COMFORT 2" 2023/4/30 release


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プリンセス・ジブリ

プリンセス・ジブリ

プリンセス・ジブリ

  • アーティスト: オムニバス,Imaginary Flying Machines
  • 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
  • 発売日: 2011/04/13
  • メディア: CD
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イタリア製のオムニバス・アレンジ・アルバム。またの名を超絶技巧メタルアルバムかつ最高のネタ・アルバム。最初はネタとして動画で聴いただけだったのですが、涙と感動を越えていつの間にかワンクリックで購入しておりました。演奏としてもネタとしても完成しているアルバムには初めて出会ったかもしれませんが、その力たるや空恐ろしいものがあります。おそらく本人達は一向にネタということを意識することもなく最高の演奏と最高の歌唱をし、しかし実際に仕上がったものはそのクオリティとは裏腹に外国人による日本語のボーカル、かつメタルにそぐわないジブリの曲想および歌詞というトンデモないアンバランス加減…全ての要素が噛み合って(噛み合わず?)この力が生まれたのだと理解しております。
最高の破壊力を持つのはやはり「崖の上のポニョ」、次いで「となりのトトロ」「君をのせて」「さんぽ」辺りかと思っております。近日第二弾も出るようなのでイヤな予感しかせず非常に楽しみです。

THE LIVING DEAD

THE LIVING DEAD

THE LIVING DEAD

インディーズ時代のBUMPアルバム(の再販)。名盤と名高いこともあって手に取りましたが、凄いのはやはり歌詞かと思います。ASKAの詞について「詩」としての完成度が高いといえるなら、それはまさにこのアルバムにも言えることであり、その瑞々しい感性たるやこちらの方が一枚上手のようにも思います。その中にあって魅力的に映るのはやはりサウンドとのマッチングにより魅力が一層押し出される曲であり、具体的には「グングニル」「K」「リリィ」。「ベストピクチャー」も胸に迫るものがあり、「続・くだらない唄」などはまともに聴くのを避けたいくらいに心の奥底を突く内容。

自分も表現者であるからこその共感が多分に含まれていることは否めませんが、それを差し引いてもこの感性たるや、言葉がありません。

「出てこいウソツキめ!」と 自分の歌に格好悪く 脅されるんだ

あとこのアルバムの曲ではありませんが、流れで知った同時代の曲「ラフ・メイカー」も素晴らしい。もっとこの種の曲を探してみたくなりました。