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elementscapes
        最新アルバム「elementscapes」2015/4/26 release

2013年総括

今年は何より春のオリジナル新譜アルバムの制作が大きかった年でした。その分、年の後半は半分抜け殻のようになってしまっていた感があります。その分、オリジナルとは別にやりたかったアレンジの活動もいろいろできたので良かったのですが。徐々にインスピレーションも回復してきていますので、来年はオリジナルも含めまた継続的にいろいろと発信していきたいですね。

今年やったこと

  • 2月 下北沢mona recordsにてライブ(打楽器とコラボ)
  • 4月 M3-2013春にて新譜アルバム『PARALLEL』頒布
  • 5月 下北沢mona recordsにてライブ(打楽器とコラボ)
  • 6月 VUTTERリアル生放送第2回 開催
  • 7月 セッションホイホイ参加(新作アレンジ:聖剣伝説2「予感〜子午線の祀り」)
  • 11月 浜渦ホイホイ参加(新作アレンジ:サガフロ2「Feldschlacht III」)
  • 12月 VUTTERリアル生放送第3回 開催

オリジナルについて

インスト作品

オリジナル作品については、新譜アルバム『PARALLEL』によって一区切りついたと思っています。『MOVE』に端を発したピアノインスト・サウンド(ピアノだけでなくバックサウンドとミックスしたインスト音楽)について、オーケストラ寄りのものからバンド風のサウンドまで、一通りカバーすることができました。ちょうど『DIGNITY』を作ったときにオリジナルについては一段落という感覚を覚えましたが、やはりアルバム3枚を作った後というのは往々にしてそのように感じられるものなのかもしれません。
こうした発信といろいろな受容を通して、編成の小さなものから大きなもの、アコースティックなものから電子的なものまで幅広い視野が得られましたので、来年のオリジナル作品はこれらを昇華した、もう少し自由なものが作れるのではないかと思っています。まずはM3-2014春に向けて、シングルのような形で数曲発信できればというところです。また、オリジナルのライブも機会を見て実現したいですね。

映画音楽

映画「祖谷物語―おくのひと―」で音楽を担当させていただきました。10月の東京国際映画祭で上映され、アジアの未来部門において「スペシャル・メンション」を受賞。来年2月には新宿のK's cinemaでの上映も決まっています。

私はというと昨秋9月に監督さんに招かれて現地徳島で取材をし、今年の初め頃まで音楽制作に入っていました。この辺りについては昨年の総括記事でも少し触れましたが、背景音楽の難しさを改めて知る機会となりました。普段自分が作るような音楽の感覚から行くと、映画にとっては音楽の主張が強すぎるのです。もちろん、間引いたものをあらかじめイメージしているのですが、そもそものイメージの方向性が間違っていることも多く、作り直しも簡単には行きませんでした。ただ、自分はそういう音楽作りは決して嫌いではないのです。そもそも作曲を始めることになった動機は映画やミュージカル、ゲーム音楽といった純粋音楽ではないジャンルにも多く根ざしており、そういった総合的な作品に付随して人々の感動を作ることに大きなモチベーションを感じていました。インスト・アルバムやアレンジ作品の制作を通じてそういった付随的なものを介さなくとも目的を果たす手段を得ただけであって、元々のアプローチを捨てたわけではないのです。
今後もこういった機会を勝ち得ていくためにも、今回の経験は重要なものとなりました。結果的に仕上がった音楽がどの程度映画作品を助けることができたのかは、映画を観ていただいた方々の判断に委ねるしかありませんが、もっと良いものをもっとスムーズに作れるよう、精進していきたいと思います。

アレンジについて

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昨年度の総括に書いたとおり、ピアノソロだけでない、バックサウンド付きのアレンジ作品を充実させるべく、上記二つの動画を作りました。個人的にはもっとたくさん作りたかったのですが、ピアノソロの方が良いというコメントを多くいただき、少し悩みが生じたのも事実です。ただ、ここでのアレンジはこの形態で完成させるべく書いていますので、ピアノソロとは別の方向の作品として捉えていただけると幸いです(ピアノソロは生放送で披露させていただくことができました)。まだまだこの形でやりたいことはたくさんありますし、もちろんピアノソロでこそ出来る種のアレンジもいろいろとやり残していますので、今後は生放送も含め、ピアノソロとバックサウンド付きの両面からアレンジ作品を充実させていきたいです。
他にも2/1に出演させていただく「プレイング浜渦」や4/26の聖剣ホイホイ、リアル生放送等、いろいろな企画がありますので、一つ一つの機会を楽しみつつ、原曲の魅力をお伝えしていければと思います。
それでは、来年もどうぞよろしくお願いいたします。