ボーカル・レコーディング
今回のアルバムの一つの挑戦として、ボーカル・レコーディングを敢行しました。
他の奏者に自分の楽曲を演奏してもらうにあたってはいろいろと考えを巡らせてきましたが、セッションやニコニコでのコラボ、5月・7月のライブに続いて、ようやくアルバムでも一つの形を残せることとなりました。ライブでは歌詞のある歌・ない歌、ポップな曲・ファンタジー寄りの曲といろいろなパターンを試してきましたが、今回はやはりワードレスで幻想的なものを狙ってプロダクションを進めました。歌が登場するのは一曲のみですが、その分アルバムの色を決定づける印象的な使い方をしようと考えています。
…アルバムの制作過程を紹介するにあたって今回ほどいろいろな種類の曲が見え隠れすることは無かった気がします。そういう意味で「不思議な色合いのアルバム」という表現がぴったり来るのです。