liberty 2
    New Album "COMFORT 2" 2023/4/30 release


ASKAライブ 2/20

感想を書けないまま一ヶ月以上経ってしまいました。
最も馴染みあるアーティストなのに満足に感動できなかったことがとにかくショックでした。ライブ中はサウンド面の不満は忘れてライブを楽しむことに注力しましたが、その日の夜は一流のステージがどうしてあんなことになってしまうのか、自分の音楽を今後どこに持っていけば良いのかと考えが巡って眠れなかったことを覚えています。結局はPAサウンドでも前述のRENTのように素晴らしい出来になることもあるしその方向は間違っていなくて、ただ自分の場合はもう少しアコースティック寄りの音響がやはり向いているのだということを確認できて良かったのですが。この一ヶ月は随分と悩まされました。
ASKAライブの話でした。テクニカル面での不満の部分を除いた各曲の感想を(一ヵ月後の感覚になってしまいますが)残しておきます。かなりラフな文章ですがご容赦を。

  • L&R

活動休止から注目し始めたような身なので、活動休止に関する心情を歌った歌から入るというのが妙にピッタリと来る。

  • 着地点

この頃は『ONE』『kicks』を持ち帰った時期だったので、その時期のソロナンバーが来たことが嬉しくてワクワクした。この辺りから「今日はソロ曲中心だな」と確信。

これも同じ流れ。NHKのSONGSで触りが流れてたのでやるだろうなぁとは思ってた。

  • 風のライオン
  • LOVE SONG

C&A曲2曲。アルバム『12』バージョン。特に「LOVE SONG」は小さい頃嫌と言うほど聴かされた曲なんで(その分あんまり好きではない、笑)生で聴けたのには感動した。サビ前の観衆との掛け合いとかね。
そういえば「LOVE SONG」はその昔母親に頼まれて着メロ入力とかしたんだった。あれはオリジナルのイントロ部分を打ち込んだのだけど、『12』ではイントロが変わってるので今一つ馴染めない(笑)。「風のライオン」は最近どんどん良い曲に思えてきてる。

  • はるかな国から

なまじ歌詞の内容を知ってるとこの曲で手拍子というのは違和感があったり(笑)。

  • ONE

これもCDで聴いたばかりだったので生で聴けて嬉しかった。ASKAの曲でシャッフル系のビートって珍しい気がする。そんなノリの良いリズムの曲だけど悲しい別れの歌。この前カラオケで歌ったら先輩が気に入ってくれた。

  • はじまりはいつも雨

バラード系になると歌声が耳に届きやすくなって、持ち前のメロディーの良さも相まってすごく感動できた。売れた曲には理由があるな、と思った。

  • Girl

古川さんのギターが生で聴けて良かった。

  • No Way

『kicks』で一番好きな曲だったので、かなり嬉しかった。冒頭「ビルの谷間で 月が止まった」で完全に情景を作り上げている曲で、いつだったかこの曲を聴きながらビル街を歩いたときは鳥肌が立ったりしたもんだ。ASKAは前ツアーで取り上げた「Kicks Street」と一緒に評判の悪い曲としてネタにしていたようだけど自分は大好きな曲(「Kicks Street」も唯一無二の世界観が光っていて好き)。

  • ロケットの樹の下で

C&A曲。予想外だったのでイントロで驚いた。ライブ映えする曲だと思ってたけどやっぱりその通りだった。サビの「ここは途中だ」がやはりガツンと来る。同伴の友人もサビにハッとしていた(と思っている)。

  • 同じ時代を

ap bank fesでの感動的な動画を前に観ていたもんだからライブで聴けてるというだけで感極まるところがあった。

  • WALK

C&A曲。『12』バージョン。友人は『12』を買ってこの曲のアレンジが好きと言っていたけど、この日はちょっとシンセの高音がキツかった。

  • cry

アルバム未収録曲であまり聞き込んでいなかったので「oh cry」のくだりになるまで何の曲か分からなかった。この曲の「本当 本当に痛かった」というサビは心の奥底をえぐり取られるようで泣ける。

  • 晴天を誉めるなら夕暮れを待て

定番の盛り上げ曲。唯一手拍子を諸手を挙げてやった(笑)。

  • 月が近づけば少しはましだろう

定番の泣かせ曲。大好きな曲なので一部始終前のめりで聴いてた。サイレンで赤くなるCメロの照明からラストの歌い倒しまで。

  • 心に花の咲く方へ

歌詞の言葉遣いが全体的にすごく綺麗で好きな曲、特にサビでぐっと世界が広がる感じが好き。

  • 君が愛を語れ

「君が愛を語れ」「けれど空は青」の二つでは君愛派の自分なので、自分の来たライブが君愛で本当に良かったと思った瞬間(空青のライブも観たいけど)。『12』バージョン。イントロのピアノの素晴らしさは「PRIDE」に通じるものがある。

  • UNI-VERSE

近年のASKA曲で最高の出来と言われる曲、詞も曲も素晴らしい上に盛り上がるので今後も重要な役割を果たしていくことになりそう。これを中心としたアルバムが出る日を今は待ち望んでいます。

  • アンコール:新曲

歌詞の出来てない新曲を「ラララ」で歌う。すごく凝った展開で特徴的なリズムが印象に残る曲で、次のアルバムでは真ん中あたりの盛り上げ役になるのではないかと予想。ちょうど『NEVER END』でいう「next door」に近いものを感じたけどこちらの方がずっと明るい。

12

12