衝動買い
- アーティスト: 服部隆之
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 1994/03/30
- メディア: CD
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上には服部隆之のクレジット、下にはチャゲアスのクレジットというのは今にして見ると面白いものです。チャゲアスのツアーはオープニング・エンディングに本人出演の映画を流す演出が取られるのですが、これは「LIVE UFO'93 GUYS〜夢の番人」と「史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994」で上映された版の音楽を収録したサントラ盤です。子供の頃実家で聞いた印象が強くて(おそらく母が観ていたビデオ)、後にそれが服部さんの作曲だと知って納得した覚えがあります。もちろん昔は音楽の良さは分からず、むしろ怖い音楽という印象だったのですが…そのぶん強く記憶に残っているんですね。こうした映画音楽的なフレーバーはその後近代クラシック曲やドラクエの音楽などの受容と相まって、自分の音楽の特にハーモニー面で強大な下地を形成しているような気がします。
YouTubeで映像を見つけてからは絶版のサントラが欲しくなっていたのですが(実家で探してもなかった)、今回ようやく手に入れることができて満足です。ブックレットに映画の台本や評論まで載ってました。その評論を見て驚いたのが、これが服部さんのデビューアルバムだということ。フランスから帰国した後は既にアレンジなどの仕事で活躍していた服部さんですが、個人の作品集としてはこれが最初になるのだそうです。その後「I.Q」やドラマ・映画の音楽などで一気にメジャーな存在となってしまったので気づかなかったのですね。よく見るとジャケット下の表記は「Produced by CHAGE・RYO ASKA」。ドラマ「振り返れば奴がいる」の劇伴をASKAがS.E.N.S.と共同でプロデュースしたことは知ってましたが、服部さんまでチャゲアスのプロデュースを経ていたとは…つくづく音楽業界は面白いなと思いました。
そういえば送料を無料にするために(笑)FF9のサントラも買いました。いつかは買おうと思っていたので丁度良かったです。久しぶりにこの時代のゲーム音楽を聴くといろいろと発見があって面白いです(チープな音と生音の使い分けの巧さとか)。それにしてもFF9は本当に曲数が多い…。
FINAL FANTASY IX ORIGINAL SOUNDTRACK
- アーティスト: ゲーム・ミュージック,植松伸夫,白鳥英美子
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2004/05/19
- メディア: CD
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