daybreak
New Album "daybreak" 2017/4/30 release


あなたが泣くことはない

2月に出たASKAのソロ・シングル。このPVの凄みはどこから来るんだろうと、ちょっと考えています。

最初の「なぜ涙ぐむ」の衝撃。幻想的なイントロとのギャップ。曲全体を通してくすんだような悲しい雰囲気。シーンごとに色合いの変わる声。部屋と荒海の映像の対比。楽器を抱えて歩き続ける姿。痛々しいほどのASKAの表情。

一般的に喜劇と悲劇を比べると喜劇の方が人気があるように、悲しい音楽は万人受けはしないわけですが、どうせ作るならこれくらい深い悲しみを込めて欲しいという気もします。日本の古くからある歌謡曲は悲しい歌詞の割には明るめの音楽がついていて、だからこそ長く愛されていると思うのですが、本当に悲しみに浸りたいときは「あなたが泣くことはない」のような曲を聴きたくなる気持ちもあるような気がします。