先日UEZさんから「院生は読んでおけ」と言われて貸していただいた本を読み終えた。藤原正彦著のエッセイ「数学者の言葉では」。内容はもちろんタメになったのだけど、何より極度な読書嫌いの自分が(確かに気が向いたときに読む程度だったものの)すんなりと最後まで読むことが出来たのが驚きだった。頭の良い人の小気味良いユーモアとでもいうのか、難しすぎず浮つきすぎずテンポの良い文体が自分に合っていたのかもしれない。
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/06
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (40件) を見る